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板こぶのすし ←クリックで次の郷土料理へ
「板こぶのお寿司は、男の人が作るがやき。」昆布で作るこの寿司は、昔からおめでたい日には必ず作られました。
 当日は男の人が料理人、女の人は煮炊きをしたり使い走りをしたりの子役に回ります。
 まず板昆布を煮て、それを納屋の天井にかけた竹竿や縄に引っかけて乾かします。昔の昆布は普通の黒い昆布でぬめりがあり、少し乾かさないとご飯がつきませんでした。
 酢は柚子酢、ご飯の中には、生姜や雑魚・ごま等を刻んで混ぜます。このあたりではすし飯には、五目寿司でも何でも雑魚を刻んで入れます。
 今では板こぶの寿司にもいろいろな具を入れますが昔はこれだけ。寿司といえば、たいがい板こぶの寿司に海苔巻き。
 いなり寿司など箱に入ったものはいかんゆうて作らざった」。箱に入るというのは棺桶に入るということでめでたい席には使われなかったからです。

板こぶのすし


■材料

板こぶ  2枚
だし汁  カップ1
 酢  30ml
 砂糖  大さじ4
 酢  30cc 
 塩  小さじ1/3
 とうがらし  1本

すし飯
 米  6合(900g)
 柚子酢 1/2カップ
 砂糖  120g
 塩  18g

■作り方

1.板こぶを、だし汁、酢、砂糖、塩、とうがらしで煮る。
2.1.の板こぶにすし飯を広げる。
3.端を中に折り込んで平たくたたむ。