| ◆地産地消をなぜ進めるの?
昨今、生産者と消費者の距離が、物理的にも心理的にも遠ざかったために、生産者の顔が消費者に見えにくくなるなど、相互の関係が希薄になってきています。そして、全国的な食品の不正表示や無登録農薬の使用の問題、BSEや鳥インフルエンザの問題などを契機とした食品の「安心・安全」、食生活の乱れによる生活習慣病の増加、あるいは、地域農業の衰退などに対する県民の意識が一層高まっています。
こうした中、地産地消の取り組みは、生産者と消費者の距離を近づける、両者の顔が見える関係を作る、つながりを深めることができる、そこから始まって、様々な効果が生み出されると考えています。
生産者にとっては、消費者との「つながり」が深まることによるパイプの広がりや、少量多品目の地域食材や規格外品等の流通ルートが確保出来るといった経済効果に加えて、やりがいや生きがいが生まれてきます。
一方、消費者にとっては、「新鮮」でおいしい多くの地域食材が手軽に入手できることや、「安心・安全」を感じることができるという利点があります。
また、地産地消は、農業が営まれることで保全されてきた景観や、伝統的な食文化などの地域の財産を再認識することに加え、食習慣の乱れが目立つ子どもたちをはじめ、生活習慣病の予備軍が増えつつある県民が、新鮮で栄養価の高い旬の地域食材を多く活用することによって、食生活の改善を通じた健康づくりにつながります。
さらに、地産地消の取り組みを総合的に組み合わせることによって、中山間地域をはじめとする「まち」や「むら」の地域づくりや、豊かな自然と「高知の食」を組み合わせた魅力ある高知づくりにも有効な手段になります。
このように、地産地消には、大きな期待が寄せられています。
◆高知県では地産地消をこのように進めていきます。
地産地消を進めるためには、行政の取り組みだけでなく県民の皆様との連携が必要です。このため、平成18年10月に、高知県、市町村及び県民が協働で取り組むための指針として平成20年度末を目標とした「第2期高知県地産地消推進プログラム」を策定しました。
この中で、高知県・市町村・県民の協働のシンボルとなる言葉を、
1 重視する視点
「行政とおいしい風土こうちサポーターを中心とした県民との協働」
2 目指す方向
「『高知の食』を柱とし、いきいきとしたまちづくり・むらづくり」
3 取り組みの柱
1.おいしい風土こうちサポーター活動を中心とした民間活動の促進
2.地産地消に関する情報発信
3.持続的な地産地消を通じた地域づくり
4.四つの分野(直販所・量販店、医療・福祉施設、観光、食農教育・食育の分野)での新たな展開
4 目標
「県民運動として展開する地産地消の定着」
詳しくは、「第2期高知県地産地消推進プログラム」及び「パンフレット −高知の地産地消 心つながる とれたて高知− 」(ダウンロードコーナー)、及び本ホームページの「おいしい風土こうちサポーター」のコーナーをご覧ください。
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